次世代のエネルギーを地下で生み出す
ケコムバイオガスプラント
バイオマス発電部門

キッカケは、ケコム工法による縦穴構築技術を何か新領域で活用できないか、という想いでした。

異業種交流フォーラムで出会った農業生産法人と排水処理への応用を検討していたところ、アイデアが発展。山口大学・宇部高専の協力も得つつ、地下設置式「ケコムバイオガスプラント」の構想は完成しました。

ベースとなる微生物発酵によるガスプラントは既存の技術ですが、生体を媒介とする分温度管理が難しく、安定した性能を発揮しにくいという欠点がありました。しかしケコムバイオガスプラントは発酵槽をケコム工法で開けた穴、地下10mにて発酵。

  • 1. 土中は四季を通して温度は一定しており、安定したガスの生産が可能
  • 2. 地上の土地を有効に活用できる
  • 3. 臭気など環境への影響も最小限に抑えられる

といった、多くのメリットを実現できました。

現在は前述の農業生産法人をはじめ、乳業メーカー・食品メーカーの工場で稼働 中。高い効果を上げています。

社会のこれからと、コプロスのこれから。環境事業部門は、その両者を担う存在かもしれません。

ケコムバイオガスプラントの特徴

1.地下利用によるスペース化

年間を通じ、温度が一定である地下にメタン発酵槽を独自の技術(ケコム工法)で設置するため外気温の影響を 受けず温度管理が容易であるとともに、地下に設置することで地上部の構造物が少なく、 地上部の有効使用ができる。

2.バイオガス発電により電気・温水を創出

バイオガスコージェネシステムやバイオガスボイラで電力や熱エネルギーに変換しプラントの電力や メタン発酵槽加温のエネルギーに使用、 残ったエネルギーは、工場等の施設に利用できる。

3.廃棄物の減容化

メタン発酵により、有機性固形物が分解され廃棄物を減容化できる。

メタン発酵槽地下設置図

年間を通じ、温度が一定である地下にメタン発酵槽を独自の技術(ケコム工法)で設置するため外気温の影響を 受けず温度管理が容易であるとともに、地下に設置することで地上部の構造物が少なく、 地上部の有効使用ができる。

バイオガスプラント フロー

バイオガスプラント開発経緯

平成11年
やまぐちベンチャーフォーラムで山口大学・宇部高専の技術指導 により山口県周南市の鹿野ファームに 養豚糞尿用のテストプラン トを設置し実験を開始。

平成16年
山口大学・東亜大学・宇部高専の参加でバイオマス等未活用エネルギー事業調査補助事業により 南風泊水産加工団地を中心とした水産加工残さを主原料とする、バイオガス事業調査を実施し 事業性があることを立証した。

平成16年
山口県周南市地球温暖化防止まちづくり計画の補助金を活用して、 有限会社鹿野ファームに、養豚糞尿用30kW発電の、バイオガスプラントを建設。

鹿野ファーム バイオガスプラント

バイオマス等未活用エネルギー実証試験事業により、やまぐち県酪乳業株式会社に、 やまぐち県酪乳業株式会社とNEDO技術開発機構、株式会社コプロスの共同研究として 乳業廃棄物用のバイオガスプラントを建設

やまぐち県酪 バイオガスプラント

再生可能エネルギー固定価格買取制度と山口県産業廃棄物減量化リサイクル推進事業の補助金を利用してM社に、 糖蜜排液用25kW発電のバイオガスプラントを建設。

M社 バイオガスプラント